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セ・リーグ
DeNA、巨人・小林との勝負が裏目に…

○ 巨人 4 - 1 DeNA ●
<5回戦 東京ドーム>
DeNAは2回にロペスのソロで先制するもその裏、二死二、三塁から巨人の小林誠司に2点タイムリーを浴び逆転を許した。結局、これが決勝点となった。
1点リードの2回、先発したドラフト2位ルーキーの水野滉也は、一死走者なしからマギーにレフト前に運ばれると、続く亀井善行に二塁打を浴び一死二、三塁とされた。中井大介を空振り三振に仕留め二死とし、打席には打率1割台の小林誠司を迎える。
ラミレス監督は試合後、「小林を打席に迎えたところで、バッテリーコーチの光山さんと2ボールになったら歩かせようという話はしていた」と明かしたが、水野が投じた初球はシュートが真ん中に決まりストライク。このボールにニッポン放送ショウアップナイターで解説を務めた野村弘樹氏は「正直コントロールがアバウト。シュートが真ん中に入ってきていますから」と心配した。
水野が小林に投じた2球目のスライダーは外に外れボール。1ボール1ストライクとなり、3球目のスライダーをセンター前にポトリと落ちるタイムリーで、二者の生還を許した。
ラミレス監督は、「歩かせて満塁となれば、ルーキーにはよりナーバスになって、もっと悪い結果になるかもしれないと思った。2ボールとならなかったことで小林と勝負した」と逆転打を浴びた場面を振り返った。
二死だったことを考えると小林を歩かして、大竹と勝負していたら、また違った展開になっていたかもしれない。DeNAとしては、悔いが残る結果となっただろう。
(提供=ニッポン放送ショウアップナイター)