中日の又吉克樹

◆ 先発転向の又吉は防御率リーグ1位の0.88!

 2014年の新人王を争った広島・大瀬良と中日・又吉が、先発投手として初めて投げ合う。

 同年の新人王を獲得したのは、1年目から先発ローテーションを守り10勝8敗、防御率4.05の成績を残した大瀬良。2年目以降は故障もあり精彩を欠いたが、今季は再び先発で勝負し、前回登板の巨人戦で724日ぶりとなる先発白星を手にした。

 一方の又吉は、1年目に中継ぎで67試合に登板し9勝1敗2セーブ、防御率2.21をマーク。惜しくも新人王は逃したが、こちらは2年目以降も中継ぎとしてフル回転。3年連続60試合登板の実績を作った。今季はキャンプ中から先発転向を視野に入れ、4月13日のヤクルト戦で先発デビュー。前回27日のヤクルト戦で7回無失点と好投し、待望の先発白星をつかんだ。

 又吉は中継ぎ登板も含め、ここまで防御率ランキングトップの0.88を誇る。一方の大瀬良も現時点で規定投球回に2イニング達していないものの、防御率1.67をマークしている。ともに入団4年目で、先発ローテーションの柱として期待される両右腕。白熱した投手戦に期待したい。

【4日の試合予定】

ヤクルト(石川雅規)- 阪神(藤浪晋太郎)
<神宮 13時00分>
・最近5試合の成績
ヤ(5位):●○○○●
神(2位):○●○●○

広島(大瀬良大地)- 中日(又吉克樹)
<マツダスタジアム 13時30分>
・最近5試合の成績
広(1位):●○●○○
中(6位):●○●●● ※3連敗中…

巨人(宮国椋丞)- DeNA(ウィーランド)
<東京ドーム 14時00分>
・最近5試合の成績
巨(3位):○●●○○
De(4位):○●○●●

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