○ カブス 5x - 4 フィリーズ ●
<現地時間5月4日 リグリー・フィールド>
カブスの上原浩治が4日(日本時間5日)、フィリーズ戦の延長13回表に救援登板し、1回を3者凡退に抑えた。チームはその裏にサヨナラ勝ち。白星は上原に付き、移籍後初勝利(2敗)を手にした。
上原は4-4の延長13回、8番手として2戦連続でマウンドに登った。前日の下位打線とは違い、この日は1番から始まる上位打線が相手。それでも、先頭のヘルナンデスを右飛に打ち取ると、続く2番アルテールは1球で遊邪飛。最後は3番ヘレラを3球三振に仕留め、わずか9球で役目を果たした。
カブスはその裏、一死一、二塁の好機を作ると、9番シーザーが放った打球は二ゴロ。しかし、併殺を狙った相手遊撃手・ガルビスの一塁送球が大きく逸れ、この間にサヨナラの走者が生還した。同時に、表の攻撃を凌いだ上原に今季1勝目が記録され、ベテラン右腕は2戦連続の完璧救援で、今季の防御率を3.09とした。