● パドレス 2 - 8 ドジャース ○
<現地時間4月28日 ペトコ・パーク>
ドジャースの前田健太が5日(日本時間6日)、今季3勝目をかけ敵地でのパドレス戦に先発登板。6回途中を3安打8奪三振2失点に抑えたが、打線の援護を得られず3勝目はお預け。それでもチームは終盤に反撃し、逆転勝ちを収めた。
前田は初回を無失点で切り抜けると、2回は先頭の5番シンフからこの試合初めての三振を見逃しで奪う。続くサンチェスも見逃し三振に退けると、ここから奪三振ショーを展開。7番レンフローも見逃し三振とに仕留めると、続く3回も先頭の8番アイバーから圧巻の3者連続の空振り三振。前の回から6者連続とした。
すると4回、ドジャースは先頭の5番ベリンジャーがソロ本塁打を放ち先制。援護を得た前田だったが、直後の4回は先頭打者に二塁打を許すと、その後一死一、二塁とされ、続くシンフに右前適時打を許しすぐさま同点に追いつかれた。
5回は一死一塁から、送りバントの処理をした一塁・ベリンジャーが二塁へ悪送球。一、三塁とピンチが広がると、続く1番マーゴットに中犠飛を許し、1-2と勝ち越された。
前田は6回もマウンドに登ったが、先頭打者に四球を与えたところで降板。まだ83球だったがベンチは継投策を選択し、救援陣がこの回を無失点に抑えた。前田は結局5回0/3を投げ、3安打8奪三振3四球で2失点の内容。防御率を5.81とし、2回の第1打席では、今季初安打となる左前打を放った。
ドジャースは7回以降、打線が毎回となる7点を奪い逆転勝ち。白星は6回を完了させた3番手・ロモに付き、8回途中から登板し試合を締めた6番手のフィールズが今季初セーブを手にした。