ニュース 2017.05.09. 11:00

真のエースへ…巨人・菅野智之が“伝説”に挑む

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巨人・菅野智之(C)KYODO NEWS IMAGES

伝説への挑戦...


 これぞエース…。巨人の菅野智之がひと回り大きくなった姿を見せている。

 5月2日のDeNA戦では9回を5安打に封じ、無四球、9奪三振の完封勝利。これで自身プロ初となる3試合連続の完封勝利を成し遂げ、セ・リーグでは斎藤雅樹氏以来で28年ぶりという快挙を達成した。


 開幕前に日本のエースとして世界と戦った菅野。その反動も心配されていたが、ここまで5試合で4勝負けなしの好スタートを切っている。

 昨季は防御率2.01でタイトルを獲得しながら、ことごとく味方の援護に恵まれずに9勝(6敗)止まり。それが今季は『点を与えなければ勝てる』と言わんばかりの鬼気迫る投球で、出だしから順調に白星を重ねていった。

 球団の歴史にその名を轟かせる“レジェンド”であり、かねてから「目標とする大投手の一人」としてきた斎藤雅樹氏に肩を並べた27歳右腕。もし次の登板でも完封となれば、4戦連続は1965年の城之内邦雄氏以来で実に52年ぶりの偉業となる。


真のエースへ


 4勝と防御率1.36はともにリーグトップ、37奪三振はリーグ3位タイと各部門でトップクラスの成績を残している今季の菅野。随所にレベルアップした面を見せているが、まだ改善できる面も残されている。それが「与四球率」だ。

 「与四球率」とは、(与四球×9)÷投球回で求められる数字で、“投手が1試合(=9イニング)投げたと仮定した時に与える平均四球数”を示す指標である。

 優れた制球力を持つことで知られる菅野。昨季の与四球率は1.28(与四球26/投球回183.1)でリーグトップの成績だったが、今季はここまで1.82(与四球8/投球回39.2)とやや悪化しているのだ。

 それでも開幕から2・3・2・1と来た後、前回登板のDeNA戦は9回を無四球で投げ抜いた。圧巻の投球を続ける中で、投げる度にそのクオリティを向上させている。

 チーム52年ぶりの偉業がかかる9日の試合は阪神戦。5連勝でリーグ首位に立った好調打線を相手に、巨人のエースがどんな投球を見せるのか。大きな注目が集まる。


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