昨季セ・リーグの首位打者に輝いた坂本勇人(巨人)。10日の阪神戦では、1試合2本塁打を記録するなど、3安打4打点の大暴れ。打率は.381を記録し、開幕から好調をキープしている。
ニッポン放送ショウアップナイターの解説を務める里崎智也氏は、坂本の好調の要因について「反対方向の意識が強いというのが、高打率に繋がっている」と分析する。
今季、坂本の打球方向別安打数をみると、レフト方向に放った安打が14本、センター方向が17本、ライト方向が17本とセンターから右方向への安打が多い。ちなみに首位打者を獲得した昨季は、レフト方向が78本、センター方向が46本、ライト方向が44本と引っ張ったヒットが多かった。数字をみても、反対方向へ放ったヒットが多くなっていることがわかる。
10日の阪神戦で3安打記録したが、そのうち2本塁打がライト方向へ逆らわずに打ったものだった。5回に放った右方向への本塁打について坂本は「外角よりのボールをしっかり押し込んで打つことができました」と振り返っている。
さらに、里崎氏は「特に今年はワンバウンドになりそうな球もセンター前に拾って打つバッティングを見せてくれている」と太鼓判を押す。
高卒2年目の08年にレギュラーに定着してから、伸び悩んだ時期もあったが、この2年で大きく飛躍を遂げた坂本。逆方向への安打が増えた坂本のバッティングに今後も注目だ。
(提供=ニッポン放送ショウアップナイター)
ニッポン放送ショウアップナイターの解説を務める里崎智也氏は、坂本の好調の要因について「反対方向の意識が強いというのが、高打率に繋がっている」と分析する。
今季、坂本の打球方向別安打数をみると、レフト方向に放った安打が14本、センター方向が17本、ライト方向が17本とセンターから右方向への安打が多い。ちなみに首位打者を獲得した昨季は、レフト方向が78本、センター方向が46本、ライト方向が44本と引っ張ったヒットが多かった。数字をみても、反対方向へ放ったヒットが多くなっていることがわかる。
10日の阪神戦で3安打記録したが、そのうち2本塁打がライト方向へ逆らわずに打ったものだった。5回に放った右方向への本塁打について坂本は「外角よりのボールをしっかり押し込んで打つことができました」と振り返っている。
さらに、里崎氏は「特に今年はワンバウンドになりそうな球もセンター前に拾って打つバッティングを見せてくれている」と太鼓判を押す。
高卒2年目の08年にレギュラーに定着してから、伸び悩んだ時期もあったが、この2年で大きく飛躍を遂げた坂本。逆方向への安打が増えた坂本のバッティングに今後も注目だ。
(提供=ニッポン放送ショウアップナイター)