○ ヤクルト 12 - 3 広島 ●
<9回戦 神宮>
ヤクルトが先発野手全員安打の15安打で12得点。一方の広島は先発・福井が6回7失点と崩れ、2カード連続負け越しとなった。
福井は2回、一死一、三塁のピンチを背負うと、自ら失策で先制を許す。3回以降も毎回のように先頭打者の出塁を許し、6回7失点(自責点6)と先発の役割を果たせなかった。福井は打席でも2打席連続の送りバント失敗。投打でチームのリズムを乱し、大敗の足掛かりを作ってしまった。
広島は5月に入り、若い先発陣が崩壊状態。経験豊富な右腕にかかる期待は大きかったが、課題ばかりが残るマウンドとなった。2番手の高橋樹も打ち込まれ、こちらは8回の1イニングだけで5失点。9点差を逆転された6日の阪神戦と並ぶ今季ワーストの12失点で、阪神戦に続く2カード連続の負け越しとなった。