今季からルール改定
ドジャースは現地時間11日(日本時間12日)、前田健太が10日間の故障者リストに入ることを発表。代わりに左腕の柳振賢が出場選手登録される。
現地10日のパイレーツ戦では、9回途中2失点の好投で今季3勝目を挙げた前田。ところがその後、左太ももに張りが出たため、次回登板を見送ることにしたという。
メジャー2年目にして初の故障者リスト入りとなる前田であるが、現地報道によれば「1度先発を飛ばしてリフレッシュ」程度の意味合いが強く、さほど深刻に伝えられてはいない。
というのも、昨季まで故障者リストの期間といえば『15日間』と『60日間』の2種類であったが、今季から『15日間』の方が『10日間』に短縮された。それにより、ドジャースのような先発投手が豊富なチームでは、この枠を上手く使いながらロースターをやりくりして戦っていくという戦法が採れるようになったのだ。
マリナーズ・岩隈久志に続いて今季日本人2人目の故障者リスト入りとなったが、過剰に心配する必要はなさそうだ。