● マーリンズ 2 - 7 アストロズ ○
<現地時間5月15日 マーリンズ・パーク>
アストロズの青木宣親は現地時間5月15日(日本時間5月16日)、敵地でのマーリンズ戦に「8番・左翼」で先発出場。第3打席でセカンドへの内野安打を放ち、日米通算2000安打まで残り12本とした。
ニューヨークでダブルヘッダーを戦い、マイアミに乗り込んだアストロズナイン。それでも好調なチームの勢いは衰えることを知らない。
1点を追う6回表、一死からレディックが二塁打で出ると、二死となった後コレアが四球、ギャティスは死球で出塁。マーリンズの2番手・田沢純一から満塁のチャンスを作る。
すると、かつて日本球界でもプレーしたユリエスキ・グリエルがレフトスタンドへのグランドスラム。4-1とひと振りで試合をひっくり返した。
さらに7回、先頭の青木が内野安打で出塁すると、一死満塁のチャンスでアルテューベが2点タイムリー。6-1とリードを広げ、勝利を大きく手繰り寄せた。
その後はマーリンズに1点こそ返されたものの、9回表にはアルテューベがとどめの一発。7-2で逆転勝利を収めた。
勝ったアストロズはこれで5月15試合で12勝目。ア・リーグ西地区の首位を快走するチームは、貯金を「15」とした。青木はニゴロ、敬遠四球、ニ安、左飛の3打数1安打。打率を.274とし、日米通算2000安打へのカウントダウンを「12」に進めた。