日本野球機構(NPB)は18日、昨季で戦力外となった選手、引退した選手、合計125人の追跡調査結果を発表した。

 野球関係に進んだのが全体の70%となる88人。60人(全体の48%)がNPB12球団に残った。うち、22人がNPBで選手として野球を続けている(育成含む)。なお、NPB残留者は3年連続で50%を割った。

 その他野球関係に進んだのが22人。うち9人がBCリーグ、1人がBFリーグ、11人が社会人野球に進んだ。

 また、6人が野球解説者となった。

 一方、野球関係以外に進んだのは全体の30%となる37人。一般会社に就職したのが14人、自営が1人。なお、22人が未定、もしくは不明となっている。

 調査対象者125人の平均年齢は29.6歳、平均在籍年数は8.5年だった。

◆ 2016年戦力外選手・引退選手の追跡調査結果

1.野球関係 88人(70%)
<A>NPB(60人)
 [1]他球団と選手契約 8人
 [2]育成選手契約 14人
 [3]コーチ契約 8人
 [4]職員・スタッフ 30人

<B>その他野球関係(22人)
 [1]BCリーグ 9人
 [2]BFリーグ 1人
 [3]社会人野球 11人
 [4]大学野球監督・コーチ 1人

<C>野球解説者他(6人)
 [1]野球解説者 6人

2.野球関係以外 37人(30%)
<A>一般会社就職等(15人)
 [1]就職 14人
 [2]自営 1人

<B>未定・不明(22名)

総引退選手数(日本人選手)=125人
125人平均
平均年齢=29.6歳
平均在籍年数=8.5年

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