セ・リーグ

巨人・坂本の打撃が心配!?

巨人の坂本勇人(写真はWBCのとき)

 打率リーグトップの.345を記録する巨人の坂本勇人。開幕から打撃好調で、5月も月間打率.373を記録する。

 ただ、最近5試合の打率は.167(18-3)。ここ2試合は安打がなく、19日のDeNA戦は、敬遠で出塁したが、4打数0安打だった。

【最近5試合の坂本の打撃成績】
14日 4打数1安打(広島戦)
16日 4打数1安打(ヤクルト戦)
17日 3打数1安打(ヤクルト戦)
18日 3打数0安打(ヤクルト戦)
19日 4打数0安打(DeNA戦)

 19日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター DeNA-巨人戦』で解説を務めた野村弘樹氏は、中飛に倒れた坂本の第3打席について「外の低めのスライダー。確かに難しいボールではあった」と前置きしたうえで、「いいときの坂本選手は、芯で捉えていたと思います」と分析。

 また、野村氏は「疲れもでてきているのかもしれないですね」と坂本の状態を心配した。確かに今季の坂本は、開幕前の3月に行われたWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)に日本代表として出場。シーズン前から緊迫した中での戦いを行ったこともあり、ここへきてその疲労がたまってきている可能性も考えられる。

 ただ、現状の巨人打線をみると、3番・坂本、4番・阿部慎之助、5番・マギー以外は機能していない印象にある。坂本が不振に陥るとチームにとってかなり痛いだけに、早く1本安打が欲しいところだ。

(提供=ニッポン放送ショウアップナイター)

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