◆ 与四死球率今季1位の秋山vs昨季1位の菅野
甲子園で行われる首位・阪神と3位・巨人の“伝統の一戦”。初戦は好調な右腕同士が先発する。
開幕から先発ローテーションで好投を続ける阪神の秋山。ここまで7試合に先発し3勝2敗、防御率2.44をマーク。前回5月16日の中日戦では7年ぶりの完投勝利を挙げ、ここまで7試合中6登板でクオリティスタート(6回以上、3自責点以内)を達成している。
安定感の源は制球力。ここまで与えた四死球数は、規定投球回到達者のなかでは最少の4つ(四球3、死球1)。1試合あたり(9イニング)の四死球数を示す与四死球率でも、12球団トップの0.75を誇る。
一方、3完封を含む5勝1敗、防御率1.78を誇る巨人・菅野も、言わずと知れた制球力に長けた投手。こちらは昨季の与四死球率(1.47)が12球団トップで、今季もここまで同1.46と安定している。
両者は5月9日に東京ドームで投げ合い、このときは7回2失点の秋山に白星が付いた。菅野にとっては4試合連続完封を阻止された相手。敵地でリベンジすると同時に、リーグトップの6勝目を挙げられるか注目だ。
【23日の試合予定】
DeNA(浜口遥大)- 中日(バルデス)
<横浜 18時00分>
・最近5試合の成績
De(5位):○●●○●
中(6位):●○○○○ ※4連勝中!
阪神(秋山拓巳)- 巨人(菅野智之)
<甲子園 18時00分>
・最近5試合の成績
神(1位):○●●●○
巨(3位):●●○●○
広島(野村祐輔)- ヤクルト(ブキャナン)
<マツダスタジアム 18時00分>
・最近5試合の成績
広(2位):●○●●● ※3連敗中…
ヤ(4位):○○○○●