● アスレチックス 9 - 11 マーリンズ ○
<現地時間5月23日 オークランド・コロシアム>
マーリンズのイチローが23日(日本時間24日)、アスレチックスとのインター・リーグ(交流戦)に「9番・左翼」で先発出場。2回の第1打席で2点適時打を放ち、11打席ぶりに快音を響かせた。
イチローの先発出場は6日(同7日)のメッツ戦以来、15試合ぶり。その間は代打出場がメインだったが、この試合前まで10打席連続無安打(1四球含む)と精彩を欠いていた。
それでも久々の先発起用にさっそくバットで応えた。1-0で迎えた2回、二死二、三塁の好機で打席に入ったイチローは、アスレチックスの先発右腕・ハーンが投じた2球目を強振。これが2者を本塁へ迎え入れる右前への2点適時打となり、今季の打点数を3に伸ばした。
さらに一塁に残ったイチローは、続く1番ゴードンの適時三塁打で4点目のホームイン。これがメジャー史上96人目となる節目の1400得点目となった。
固め打ちで打率を上げたいところだったが、残りの4打席はいずれも好機で凡退。この試合は5打数1安打、2打点1得点の成績で打率は.161となった。
マーリンズは他の打者も快音を重ね、先発全員となる19安打で11得点。投手陣は終盤にアスレチックス打線の反撃を受けたが、何とか2点差で逃げ切った。