◆ メジャーでは4年間で44本塁打
ロッテの井口資仁が25日、ソフトバンク戦(ヤフオクドーム)の5回に、今季1号2ランとなるNPB通算250号本塁打をマークした。
井口は「6番・指名打者」で3試合ぶりにスタメン出場。7-3で迎えた5回、一死一塁の場面でソフトバンクの2番手右腕・加冶屋と対峙。1ストライク後の2球目直球を捉えると、打球はロッテファンが陣取る左翼席へ飛び込んだ。
今季59打席目で生まれた豪快な一発。ベースを一周したあとは記念パネルと花束を受け取り、古巣ファンからも暖かい声援を受けた。
井口は青山学院大を経て、ドラフト1位でダイエー(現ソフトバンク)に入団。2年目の1998年に21本塁打を放つと、2001年からは不動の二塁手としてダイエー時代の王政権を支えた。
2005年からメジャーで4年間プレーし、MLB通算44本塁打をマーク。2009年にロッテで日本球界復帰を果たし、昨年までNPB通算249本塁打を放っていた。