ダルビッシュ有,
敵地でのブルージェイズ戦に先発登板したダルビッシュ有

○ ブルージェイズ 3 - 1 レンジャーズ ●
<現地時間5月27日 ロジャース・センター>

 レンジャーズのダルビッシュ有が27日(日本時間28日)、敵地でのブルージェイズ戦に先発登板。5回に逆転3ランを浴びながらも6回3失点と試合を作ったが、チームは1-3で敗れ、自身7戦ぶりの黒星となる今季3敗目(5勝)を喫した。

 レンジャーズは1回表、1番の秋信守が先頭打者弾を放ち、ダルビッシュは1点の援護を得てマウンドに登った。いきなり先頭打者に死球を与え一死二塁のピンチを招くも、後続に決定打を許さず零封スタート。続く2回も一死から6番マーティンへ死球をぶつけたが、ここでも二死二塁のピンチを無失点で切り抜けた。

 3回はこの試合初めて3者凡退に抑え、4回は二死一、三塁のピンチを無失点で凌いだ。しかし、1点リードの5回も二死一、三塁のピンチを背負うと、3番バティスタに甘くなった初球のスライダーを左翼席へ運ばれた。

 一発で逆転を許したダルビッシュは、その後も二死満塁とされたが、最後は7番カレラを空振り三振に仕留め踏ん張った。続く6回は再び無失点に抑えたが、球数が109球に達していたためこの回限りで降板。6回を5安打4奪三振5四死球3失点という内容で、防御率は2.97となった。

 レンジャーズは救援陣が7回以降を無失点に抑えたが、打線が2回以降ゼロ行進。ダルビッシュは4月18日(同19日)のアスレチックス戦以来となる黒星を喫し、チームはこれで5連敗となった。

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