4勝目を挙げ、ポーズをとる広島・薮田=メットライフドーム(C)KYODO NEWS IMAGES

 ニッポン放送ショウアップナイターで解説を務める田尾安志氏が30日、同日の西武戦で今季初先発した広島の薮田和樹の投球について解説した。

 プロ3年目の今季は、開幕からビハインド、ロングリリーフ、勝ちゲームなど様々な役割をこなし、試合前まで23試合に登板して、3勝1敗、防御率3.00の成績。この日は、火曜日に登板する野村祐輔が故障で離脱したこともあり、先発のチャンスが巡ってきた。

 今季初先発となった薮田は、毎回のように走者を背負うも、粘り強いピッチングでスコアボードに0を並べていく。1点リードの6回は二死後、栗山巧、メヒアに連打を浴び、二、三塁のピンチを招いたが、木村文紀を力強いストレートで右飛に打ち取り、無失点で切り抜けた。ピンチを凌いだ薮田はこの回でマウンドを降りた。今季初先発は6回を5安打4奪三振2四死球無失点で、4勝目を手にした。

 田尾氏はこの日の薮田について「毎回のようにランナーを出して危ない場面があったが、ここ一番を抑えていた」と粘り強い投球を評価。続けて「キャッチャーの構えたところに、きっちり来なくてもいい所にいっていた。真っ直ぐは勢いがあって速かった」と制球はアバウトながらも150キロを超えるストレートは魅力的だったようだ。また、「インサイドに食い込んでくるツーシームは、右バッターは気になったと思う」と西武打線を封じることができた要因を分析した。
 
 広島の緒方孝市監督も「予想以上だね。良かった。中継ぎの時よりも余裕を持って投げていた。大胆にいくところはいった」と絶賛。ジョンソン、野村祐輔の2本柱が離脱し、苦しい先発事情の中、今季初先発で6回無失点と結果を残した薮田。今後の投球に期待したいところだ。

(提供=ニッポン放送ショウアップナイター)

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この記事を書いたのは

岩下雄太

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