巨人のエースを打ち崩し、13-5と大勝したパ・リーグ首位の楽天。3連勝で貯金は、今季最多の19に伸びた。
楽天の初代監督で現在ニッポン放送ショウアップナイターの解説を務める田尾安志氏は、今年の楽天について「強いです」と太鼓判を押す。その要因のひとつに、梨田昌孝監督の采配を挙げた。
田尾氏が話したように、今季は茂木栄五郎、ペゲーロの“超攻撃的1、2番コンビ”を作り、投手陣も7回・森原康平、8回・ハーマン、9回・松井裕樹の“勝利の方程式”を確立した。その他、福山博之、菅原秀といったリリーフ陣も奮闘し、救援防御率はリーグ3位の2.92と改善。
その中でも、田尾氏は「7、8、9回がいい」とリリーフ陣を高く評価する。7回を任されている新人の森原はここ5試合の登板で、4試合で失点するなど、少々疲れ気味ではあるが、リーグトップの25試合に登板して、13ホールド、防御率3.68。8回のハーマンは20試合に登板して、防御率1.93を記録し、ホールド数はリーグトップの16。守護神の松井裕樹は、昨季打ち込まれる場面が目立ったが、今季は開幕から安定。24試合に登板して2勝1敗17セーブ、防御率は0.36と抜群の安定感を誇る。4月29日の日本ハム戦で失点して以降、9試合連続無失点中だ。
また、田尾氏は“勝利の方程式”が確立されたことで「先発は最初から飛ばしていける」と分析する。先発陣は、リーグトップのチーム防御率3.05だ。リリーフ陣の安定感に加え、リーグトップのチーム打率.283、リーグ2位の226得点を挙げる強力打線が序盤から援護することもあり、エース・則本昂大がリーグトップタイの6勝を記録し、美馬学と辛島航も次いで5勝を挙げる。西武からFAで加入した岸孝之も4勝をマーク。この3人は勝ち星も多いが、則本、美馬、岸が1敗、辛島が2敗と負け数も少ない。
初代監督の田尾氏が「強い」と話す楽天は、交流戦が始まってもこの勢いは止まりそうにない。
(提供=ニッポン放送ショウアップナイター)
楽天の初代監督で現在ニッポン放送ショウアップナイターの解説を務める田尾安志氏は、今年の楽天について「強いです」と太鼓判を押す。その要因のひとつに、梨田昌孝監督の采配を挙げた。
田尾氏が話したように、今季は茂木栄五郎、ペゲーロの“超攻撃的1、2番コンビ”を作り、投手陣も7回・森原康平、8回・ハーマン、9回・松井裕樹の“勝利の方程式”を確立した。その他、福山博之、菅原秀といったリリーフ陣も奮闘し、救援防御率はリーグ3位の2.92と改善。
その中でも、田尾氏は「7、8、9回がいい」とリリーフ陣を高く評価する。7回を任されている新人の森原はここ5試合の登板で、4試合で失点するなど、少々疲れ気味ではあるが、リーグトップの25試合に登板して、13ホールド、防御率3.68。8回のハーマンは20試合に登板して、防御率1.93を記録し、ホールド数はリーグトップの16。守護神の松井裕樹は、昨季打ち込まれる場面が目立ったが、今季は開幕から安定。24試合に登板して2勝1敗17セーブ、防御率は0.36と抜群の安定感を誇る。4月29日の日本ハム戦で失点して以降、9試合連続無失点中だ。
また、田尾氏は“勝利の方程式”が確立されたことで「先発は最初から飛ばしていける」と分析する。先発陣は、リーグトップのチーム防御率3.05だ。リリーフ陣の安定感に加え、リーグトップのチーム打率.283、リーグ2位の226得点を挙げる強力打線が序盤から援護することもあり、エース・則本昂大がリーグトップタイの6勝を記録し、美馬学と辛島航も次いで5勝を挙げる。西武からFAで加入した岸孝之も4勝をマーク。この3人は勝ち星も多いが、則本、美馬、岸が1敗、辛島が2敗と負け数も少ない。
初代監督の田尾氏が「強い」と話す楽天は、交流戦が始まってもこの勢いは止まりそうにない。
(提供=ニッポン放送ショウアップナイター)