○ ソフトバンク 7 - 2 中日 ●
<2回戦 ヤフオクドーム>
ソフトバンクの育成出身右腕・石川が、6回2失点の好投でプロ初勝利。対する中日は先発・大野が6回6失点と崩れ、自身開幕5連敗となった。
一軍再昇格の大野は初回、1番川島にいきなり左翼線への二塁打を許すと、送りバントで一死三塁とされたあと、3番柳田に先制となる適時二塁打を浴びた。さらに二死三塁から、5番デスパイネの打球はボテボテの三ゴロ。これが適時内野安打となり、不運な形で2点目を失った。
立て直したい大野だったが、2回以降もデスパイネに15号ソロを浴びるなど、4回まで毎回失点。6回にも4番内川に6失点目となる右前適時打を許し、6回までに自己ワーストとなる13安打を浴びた。復調をアピールしたい左腕だったが、再び首脳陣の期待を裏切る乱調劇。5月までに今季初白星はつかめなかった。
打線は4回、5番ゲレーロが2戦連発となる12号ソロを放つも、プロ初先発・石川の前に6回まで2得点。「3番・指名打者」で今季初先発となった森野は4打数無安打に倒れ、中日は3連敗で借金が再び「10」に達した。