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“ロメロ効果”でオリが再上昇!?

「5月は負けるだけ負けましたから、後は上がるしかないでしょう。打線もロメロが戻ってきて、形になってきた。ロメロ効果というのもあったと思う」。
オリックスの西村徳文ヘッドコーチは2日の巨人戦を前に、チーム状況についてこのように話した。オリックスは3・4月15勝8敗と勝ち越したが、5月は17日のソフトバンク戦から27日のロッテ戦にかけて9連敗を喫するなど6勝19敗と大きく負け越した。
28日のロッテ戦で連敗を止めると、そこからオリックスは5連勝中だ。西村ヘッドコーチが話すように、5月30日に再昇格した『4番・ロメロ』の復帰が大きい。ロメロは4月5日の西武戦から4試合連続本塁打を放つなど、4月の快進撃を支えたひとりだったが、同月25日に『左膝大腿骨の骨挫傷』と診断され離脱。
ロメロの離脱とともにチームは失速。ロメロが復帰するまでの間、オリックスは8勝21敗と負け越した。だが5月30日に一軍復帰してからは、負けなしの4連勝。2日の巨人戦では、3点を追う9回二死走者なしから代打で登場し、マシソンから豪快な一発を放った。ロメロの本塁打で勢いを取り戻したのか、そこから3連打で同点に追いつき、延長11回に2点を挙げて逆転勝利を収めた。
西村ヘッドコーチはロメロが復帰したことで、「打線に厚みが出てきますから、相手チームに、嫌らしさを与えられたと思う」と話す。悔しい戦いが続いた5月だが、6月は連勝スタート。“ロメロ復帰”でオリックスは再び勢いを取り戻していきそうだ。
【ロメロ一軍時の勝敗】
15勝6敗
【ロメロ一軍不在時の勝敗】
8勝21敗
(提供=ニッポン放送ショウアップナイター)