源田壮亮
西武・源田壮亮(C)KYODO NEWS IMAGES

◆ バットでも貢献する“守備の人”

 西武の新星・源田壮亮が文字通り躍動している。

 6月3日のヤクルト戦では、初回に四球を選ぶと、すかさず二盗を成功させチャンスを拡大。2点リードで迎えた4回二死二・三塁の場面では、ギルメットの真ん中高めに抜けたフォークをとらえ、一・二塁間を鮮やかに抜く2点適時打をマーク。さらに先頭で迎えた8回にはセンターへの二塁打で出塁し、外崎修汰のダメ押しタイムリーを呼び込むなど、チームの大勝に打って走って貢献した。

 プロ入り前の源田といえば、高い守備力と50メートル5.8秒の俊足が注目されていた選手。ところが、ふたを開けてみればここまで打率.291とバットでも大健闘を見せている。オープン戦の11試合で打率.300の好成績を残していたとはいえ、シーズンは別物。首脳陣にとってはうれしい誤算だろう。

 もちろん、「社会人ナンバーワン」と評された守備はさすがのもの。守備範囲の広さ、一歩目、捕球から送球までのスピード、強肩など、あらゆる面が高く評価されている。

◆ 全試合スタメン出場を継続中

 西武には2012年の中島宏之(現オリックス/当時の登録名は裕之)以来、不動のレギュラーと呼べる遊撃手は現れていない。

 昨季の遊撃スタメンは、45試合の鬼崎裕司がトップ。次いで40試合の呉念庭、23試合の永江恭平、21試合の金子侑司、9試合の外崎修汰など….計7人がスタメン起用された。

 ところが、源田は1981年の石毛宏典以来チーム36年ぶりとなる新人遊撃手としての開幕スタメンを勝ち取ると、ここまで全51試合でスタメン・フルイニング出場を続けている。

 チームが待ち望んでいた正遊撃手の出現。守備負担が大きなポジションにもかかわらず、社会人出身とはいえ1年目から期待以上の打撃成績も残しているからこその起用だろう。

 ただ、やはり怖いのはその“1年目”というところ。ペナントレースに出場し続けることの疲労は想像をはるかに超えるもののはず。シーズンはまだ約3分の1がすぎたところだ。これから本格的な夏を迎えれば、疲労はさらに増し、蓄積されていく。源田の本当の力が試されるのはこれからだろう。

 遊撃手は野球の花形ポジションのひとつ。西武の遊撃手といえば、石毛をはじめ、松井稼頭央(現楽天)や中島など、それこそ球界を代表するスターを輩出してきた。

 躍動する背番号「6」には、将来その仲間入りを果たすだけの可能性が十分にある。いつの日かチームを、そして球界を代表する名遊撃手へ…。これからの活躍に期待が高まる。

文=清家茂樹(せいけ・しげき)

【清家茂樹・プロフィール】 1975年、愛媛県生まれ。出版社勤務を経て2012年独立し、編集プロダクション・株式会社ESSを設立。ジャンルを問わずさまざまな雑誌・書籍の編集に携わる。野球好きが高じてニコニコ生放送『愛甲猛の激ヤバトーク 野良犬の穴』にも出演中。

【PR】埼玉西武ライオンズを観戦するなら「DAZN Baseball」

DAZN BASEBALL

桑原、石井一のFA補強をはじめ、このオフ、パ・リーグの移籍市場盛り上げ、戦力は間違いなくアップした。課題の打線が得点できれば、投手陣はそのリードを守り切れるだけの力がある。今季の戦いに注目だ。

「DAZN Baseball」は、月額2,300円(税込)でDAZNのプロ野球コンテンツをすべて楽しめるプラン(月々払いの年間プランのみ)。

プロ野球だけを楽しみたい方は、月額4,200円(税込)のDAZN Standard​よりも1,900円お得に視聴できる。

POINT

ペナントシリーズ、交流戦、CSまで余さず堪能できる!

② オフシーズンもドキュメンタリーやバズリプレイなどコンテンツが充実!

毎月2,300円でライブ配信・見逃し配信・ハイライトまで視聴可能!

【PR】パ・リーグの全てを「パ・リーグTV」で遊び尽くす!

パ・リーグTV パ・リーグ見放題パック

パ・リーグ主催の全試合をライブ配信する「パ・リーグTV」。通常価格は月額1,595円(税込)ですが、各球団のファンクラブ会員なら月額1,045円(税込)とさらにお得なプランで利用可能だ。3試合同時視聴やマルチアングル機能、13年分のアーカイブなど、公式サービスならではの視聴体験が充実している

POINT

① パ・リーグ主催の全試合をライブ配信!交流戦も視聴可能!

3試合同時視聴マルチアングルなど、独自の高機能が充実!

③ 2012年以降のアーカイブも見放題。過去の名シーンを回想できる!

この記事を書いたのは

清家茂樹

清家茂樹 の記事をもっと見る

もっと読む