○ カブス 3 - 1 マーリンズ ●
<現地時間6月5日 リグリー・フィールド>
マーリンズのイチローが5日(日本時間6日)、代打で出場したカブス戦で鮮やかな左前打を放った。しかしチームは敗戦。連勝は「3」でストップした。
イチローは2点を追う8回、無死一塁の場面で代打で登場。好機拡大が期待されたが、カブスの2番手左腕・モンゴメリーの初球を見逃したあと、一塁走者のリドルが捕手からのけん制で走塁死となった。
一死無走者に状況が変わったが、イチローはモンゴメリーの3球目を逆方向へ軽打。これが広く空いていた三塁線を抜ける左前打となった。
しかし、マーリンズは後続が続かず8回は無得点。イチローはその裏から右翼の守備に就いたが、2度目の打席は巡って来ず、この日は1打数1安打。メジャー通算安打を3043本とし、今季の打率は.183となった。
マーリンズは3連勝中だったが、この日は打線が沈黙。カブスはロングリリーフとなった2番手・モンゴメリーが3回1/3を無失点に抑え、今季2セーブ目を挙げた。なお、連投中だった上原の登板はなかった。