● ヤンキース 4 - 5 レッドソックス ○
<現地時間6月6日 ヤンキー・スタジアム>
ヤンキースの田中将大が6日(日本時間7日)、本拠地でのレッドソックス戦に先発登板。好投して復調のきっかけをつかみたかったが、またしても3被弾を含む5回5失点と崩れ自身5連敗となった。
田中は初回、1番ベッツ、2番ベニンテンディに連打を浴び一、三塁のピンチを背負うと、3番ボガーツの一ゴロの間に先制点を許した。
2回と3回はバックの攻守にも助けられ2イニング連続で3者凡退に抑えたが、4回は先頭の3番ボガーツにこの試合初めての四球を与えると、続く4番モアランドには打った瞬間にそれとわかる完璧な2ランを浴びた。
田中は続く5番ラミレスにも左中間へのソロ本塁打を浴び瞬く間に4失点。5回も簡単に二死を奪ったが、ここでも2番ベニンテンディに2球目の内角球を右翼席へ運ばれ、これが5点目となった。
田中は5回62球だったにもかかわらず、ジラルディ監督は6回から継投策を選択。田中は結局、5回を投げ5安打2奪三振5失点の内容で、防御率は6.55となった。
チームはその後、1点差まで追い上げるも、最後はレッドソックスの守護神・キンブレルに封じられ敗戦。黒星は田中に付き6敗目(5勝)を喫した。