名球会の先輩・駒田徳広氏からブレザーを渡される青木

● アストロズ 6 - 12 エンゼルス ○
<現地時間6月11日 ミニッツメイド・パーク>

 アストロズの青木宣親は現地時間11日(日本時間12日)、本拠地で行われたエンゼルス戦に「9番・左翼」で先発出場。今季2度目となる1試合3安打の固め打ちを見せ、日米通算2000安打を達成した。

 通算2000本安打にあと2本としていた青木は、第1打席で左飛に倒れるも、4回・同点に追いついた直後の打席で適時二塁打を放ち、1999安打目。大記録に王手をかける。

 そして6回、先頭で迎えた第3打席。2ボール・2ストライクからの外寄り速球を逆らわずに打ち返すと、打球はゴロで三遊間を突破。レフト前への安打となり、日米通算2000安打を達成した。

 青木はこの後8回の第4打席でも中安を放ち、2001安打目もマーク。現地4月25日以来となる1試合3安打の固め打ちで、打率を.269に上げた。

 日本では2004年から2011年の8年間で通算1284本の安打を記録。2012年に海を渡ると、ブリュワーズでメジャーデビューを果たし、ロイヤルズ、ジャイアンツ、マリナーズと移籍を繰り返しながら、今季からはアストロズでプレー。メジャー通算5球団目で716本の安打を積み上げ、日米合算の安打数を2000に乗せた。

 なお、日本人選手による日米通算2000安打はイチロー、松井秀喜、松井稼頭央、中村紀洋、井口資仁、福留孝介に続く史上7人目の快挙。キャリア14年目・合計6球団目での大記録達成となった。

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