宮本和知氏が12日、『ショウアップナイタープレイボール』（ニッポン放送）に出演し、巨人の現状について語った。

　巨人は9日の日本ハム戦に勝利し連敗を13でストップしたが、10日と11日の試合に敗れた。宮本氏は「勝ちに焦っている。長い事ジャイアンツを見ていて思うのが、切り替えることが大事」と話した。

　また、宮本氏は「現状若手と中堅が育っていない。どこに頼るかといったらベテランなんですよ」とこの状況を打破するためにベテランの存在が重要だという。投手陣ではベテランの大竹寛、内海哲也の名前を挙げ「彼らのテクニックというのを見せないといけない。若手が育っていないときにベテランの味を出して勝利に結びつけてほしい」と語った。

　さらに、昨オフFAでDeNAから加入し、13日から行われるソフトバンクとの3連戦で先発が噂される山口俊についても言及。「ちょっと休みが長かったですよね。ジャイアンツのユニフォームに袖を通したわけですから、活躍に期待したい」と話した。

　残り6試合となった交流戦。巨人はソフトバンク、ロッテの3連戦で浮上のきっかけを掴むことができるだろうか。

（ニッポン放送ショウアップナイター）