● ヤクルト 3 - 12 楽天 ○
<1回戦 神宮>
楽天がプロ24年目・松井稼の3安打5打点の活躍もあり大勝。パ・リーグ2位のソフトバンクが敗れたため、ゲーム差を再び2.5に広げた。
楽天は初回、1番茂木、2番ペゲーロの連続長打で幸先よく先制。なおも二死二、三塁とチャンスは続き、「7番・左翼」で先発出場の松井稼が、右中間への2点適時三塁打を放った。
松井稼は3-0で迎えた3回にも、一死二、三塁の好機で左翼への2点適時打をマーク。「みんながつないで作ってくれたチャンス。打つことができてよかった」と話したベテランは、四球を挟んだあと、7回の第4打席でも左前適時打を放ち、3打数3安打5打点の大活躍でお役御免となった。
松井稼に引っ張られた打線は、敵地で15安打12得点と爆発。約1ヵ月ぶりの先発となった釜田は、6回2失点(自責点1)で3勝目(2敗)を手にした。
対するヤクルトは、先発の石川が5回6失点と崩れ6敗目(4勝)。リリーフ投手も次々と打ち込まれ、本拠地で2ケタ失点を喫した。