ロッテの石川歩が、雨にも負けずようやく今季初勝利を手にした。
石川は昨季最優秀防御率のタイトルを獲得し、3月に行われた『第4回 ワールド・ベースボール・クラシック』(WBC)では、菅野智之(巨人)とともに日本代表の先発の一角を担った。
WBCが終わり、シーズンでは、エースの涌井秀章とともに“2本柱”としてチームを引っ張っていく活躍が期待された。今季初登板となった4月4日の日本ハム戦、5回2失点に抑えたが敗戦投手となると、11日のオリックス戦は3回5失点で2敗目。18日のソフトバンク戦では5回6失点で3敗目を喫し、翌19日に二軍落ち。
石川は約1カ月二軍で汗を流し、5月22日に再昇格。一軍の舞台に戻ってきてからも0勝3敗。3年連続2ケタ勝利中の石川が、白星から見放され続けた。
勝ちを挙げられなかったが、復調の兆しはあった。昨季162回1/3イニングを投げて22四死球と制球力が持ち味の石川は、開幕してから4月18日のソフトバンク戦、5月30日の阪神戦で1試合に4四死球を与えるなど制球に苦しんだが、前回登板の6月6日の中日戦では8回を投げて四死球は今季初めて0だった。
13日のDeNA戦は雨が降りしきる中での登板となったが、走者を出しながらもテンポの良いピッチングで、DeNA打線を封じていく。伊東勤監督が「カーブが抜けていたと思うが、その分真っ直ぐが使えていた」と話すように、5回は9番倉本寿彦、1番桑原将志、2番荒波翔から三者連続空振り三振に仕留めたが、勝負球は全てストレートだった。7回に1点を失うも、7回を7安打9奪三振1四死球1失点に抑え今季初勝利。
伊東監督も石川の投球に「よかったんじゃないか。この前のピッチングで手応えを掴んだと思う。左バッターの懐に突っ込んでいけて、本人も自信をもって投げ込んでいるようだった」と評価した。
「これでやっと勝ちが付いたので、どんどん勝って欲しい。涌井がこの間、久しぶり勝ってくれたように2人がしっかりしたら、チームは上にイケルと思う」(伊東監督)。この試合をきっかけに、白星を積み重ねたいところだ。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
石川は昨季最優秀防御率のタイトルを獲得し、3月に行われた『第4回 ワールド・ベースボール・クラシック』(WBC)では、菅野智之(巨人)とともに日本代表の先発の一角を担った。
WBCが終わり、シーズンでは、エースの涌井秀章とともに“2本柱”としてチームを引っ張っていく活躍が期待された。今季初登板となった4月4日の日本ハム戦、5回2失点に抑えたが敗戦投手となると、11日のオリックス戦は3回5失点で2敗目。18日のソフトバンク戦では5回6失点で3敗目を喫し、翌19日に二軍落ち。
石川は約1カ月二軍で汗を流し、5月22日に再昇格。一軍の舞台に戻ってきてからも0勝3敗。3年連続2ケタ勝利中の石川が、白星から見放され続けた。
勝ちを挙げられなかったが、復調の兆しはあった。昨季162回1/3イニングを投げて22四死球と制球力が持ち味の石川は、開幕してから4月18日のソフトバンク戦、5月30日の阪神戦で1試合に4四死球を与えるなど制球に苦しんだが、前回登板の6月6日の中日戦では8回を投げて四死球は今季初めて0だった。
13日のDeNA戦は雨が降りしきる中での登板となったが、走者を出しながらもテンポの良いピッチングで、DeNA打線を封じていく。伊東勤監督が「カーブが抜けていたと思うが、その分真っ直ぐが使えていた」と話すように、5回は9番倉本寿彦、1番桑原将志、2番荒波翔から三者連続空振り三振に仕留めたが、勝負球は全てストレートだった。7回に1点を失うも、7回を7安打9奪三振1四死球1失点に抑え今季初勝利。
伊東監督も石川の投球に「よかったんじゃないか。この前のピッチングで手応えを掴んだと思う。左バッターの懐に突っ込んでいけて、本人も自信をもって投げ込んでいるようだった」と評価した。
「これでやっと勝ちが付いたので、どんどん勝って欲しい。涌井がこの間、久しぶり勝ってくれたように2人がしっかりしたら、チームは上にイケルと思う」(伊東監督)。この試合をきっかけに、白星を積み重ねたいところだ。
(ニッポン放送ショウアップナイター)