青木宣親,
アストロズの青木宣親

● アストロズ 2 - 4 レンジャーズ ○
<現地時間6月13日 ミニッツメイド・パーク>

 アストロズの青木宣親が13日(日本時間14日)、本拠地でのレンジャーズ戦に「9番・右翼」で先発出場。チームでただひとり複数安打をマークしたが、痛い走塁ミスもありチームの勝利には結びつかなかった。

 青木は1-0の3回、レンジャーズの先発右腕・マルティネスから、左翼手の頭上を越える二塁打をマーク。先頭打者として得点機を演出したが、続く1番スプリンガーの二塁ハーフライナーで飛び出してしまい、帰塁が間に合わず併殺となった。

 2-1迎えた5回は、二死無走者の場面で二遊間を襲う痛烈な内野安打をマーク。二死一塁で打席には1番スプリンガー。リスクの低い場面でセオリー通り二盗を試みたが、ここはヘッドスライディングも及ばず盗塁失敗となった。

 2-4の8回は無死一塁の場面で3度目の打席に入ったが、3番手右腕・ケラの前に空振り三振に倒れ、好機を広げることはできなかった。それでもこの日はフル出場し、3安打を放ち、日米通算2000安打を達成した11日(同12日)のエンゼルス戦以来となる複数安打をマーク。今季の打率を.273に上げた。

 アストロズは初回、スプリンガーの今季7本目となる先頭打者弾で先制するも、その後は打線がつながらず計7安打で2得点止まり。一方のレンジャーズは逆転勝ちで5連勝とし、勝率を5割に戻した。

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