14日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人－ソフトバンク戦』で解説を務めた石井一久氏は、4回のソフトバンクの攻撃が始まる前に「ひとついいですか？」と話を切り出した。

　石井氏は「山口選手がベンチに戻った時に、相川捕手の隣にいたんですよね。移籍してきた同士ってすごく同じ境遇というのがある。そういう人が隣にいたり、声をかけてくれると力になるんですよね」と現役時代に移籍の経験が多かった自らの体験を踏まえ語った。

　また、山口俊と相川亮二は横浜時代に一緒にバッテリーを組んでいた間柄。石井氏は「そんな感じの会話っぽい表情があった。心強いなと思いながら見ていました」と話し、「非常にいい光景だった」と山口と相川のやり取りを評価。

　スタメンマスクは小林が被ったが相川の存在が大きかったのか、移籍後初登板となった山口俊は6回をノーヒットピッチングに抑える好投で、移籍後初勝利を手にした。

（ニッポン放送ショウアップナイター）