● アストロズ 5 - 6 レッドソックス ○
<現地時間6月18日 ミニッツメイド・パーク>
アストロズの青木宣親が18日(日本時間19日)、本拠地でのレッドソックス戦に途中出場したが2打数無安打に倒れた。チームは14安打を記録するも、拙攻が目立ち逆転負け。最後は盗塁死で試合終了となった。
相手先発が左腕・プライスということもあり、2戦ぶりにベンチスタートとなった青木。それでも4-6で迎えた7回、アストロズは二死三塁の好機を迎えると、マウンドに3番手右腕のケリー。青木は剛腕リリーバーに対し、このカードの初戦で痛烈な三塁ライナーを放っており、ヒンチ監督は前の打席で8号ソロを放っているマリズニクの打順で「代打・青木」をコールした。
起用に応えたい青木だったが、追い込まれたあとのスライダーに手が出て空振り三振。8回表から左翼の守備に就き、1点を追う9回は一死一塁の場面で守護神・キンブレルと対峙したが、ここは粘った末の6球目を弾き返すも、打球は左翼手のグラブにダイレクトで収まった。
アストロズは青木の凡退で二死一塁となったあと、続くスプリンガーの打席で、一塁走者のフィッシャーが二盗を敢行。しかし、ここは相手捕手・バスケスの好送球に阻まれ、その瞬間ゲームセットとなった。
青木は終盤の大事な場面で出塁できず、この試合は2打数無安打。打率は.267となった。アストロズはレッドソックスの8安打を大きく上回る14安打を放つも、走塁死など拙攻が目立ち、残塁の山を作ってしまった。