貴重な“○○戦士”
ロッテの井口資仁が20日に記者会見を開き、今シーズン限りでの現役引退を発表した。
日米にまたがって21年間プレーし、2013年には史上5人目の日米通算2000安打を達成。現役最年長野手となった今季は、5月25日のソフトバンク戦で日本通算250号本塁打を達成するなど、35試合で打率.257、1本塁打、8打点という成績を残している。
井口の引退で注目されるのが、ダイエー時代を経験している“ダイエー戦士”の現状だ。近鉄戦士と同様、ここ数年で一気に減少しているダイエーを知る男たち。今なお現役でプレーする“ダイエー戦士”は以下の通りだ。
【現役・ダイエー戦士】
・川崎宗則(99年・ドラフト4位)
・山崎勝己(00年・ドラフト4位)※現オリックス
・寺原隼人(01年・ドラフト1位)
・杉内俊哉(01年・ドラフト3位)※現巨人
・和田 毅(02年・自由枠)
・城所龍磨(03年・ドラフト2位)
・明石健志(03年・ドラフト4位)
残ったのはこの7名。ちなみに、現役“ダイエー戦士”のなかで「ソフトバンクのユニフォームに袖を通していない」のは井口が最後であった。
阪急、南海、大洋を知る男たちが球界を去り、近鉄、ダイエーもあとわずか…。生き残っている彼らには1年でも長く活躍をしてもらいたい。
【現役・近鉄戦士】
・岩隈久志(99年・ドラフト5位)※現マリナーズ
・近藤一樹(01年・ドラフト7位)※現ヤクルト
・坂口智隆(02年・ドラフト1位)※現ヤクルト
【現役・青波戦士】
・イチロー(91年・ドラフト4位)※現マーリンズ