動かなければいけない時期
20日に放送された『ナイタースペシャルまいにちとことんプロ野球』(ニッポン放送)に前田幸長氏が出演し、現役時代一緒にプレーした高橋由伸監督に「辛抱だけど、由伸仕掛けろ!」とエールを送った。
現在巨人は首位広島と11.5ゲーム差の4位。前田氏は23日から再開するリーグ戦に向けて「動かなくちゃいけないぐらいのゲーム差だと思います」と話す。
続けて「普通に戦っていて、得点能力があれば黙ってみていればいい。今10ゲーム以上離されているので、ある程度リスクを背負いながら動かなくちゃいけない時期に入ってきていると思います」と語った。
足を絡めた攻撃がカギ!?
また、リスナーから『連敗中はエンドラン、盗塁といった機動力が少なかった。機動力を使って欲しい』という質問が届いた。前田氏も「攻撃的な部分では、ご指摘通りだと思いますね」とうなずいた。
「足には不調がないといいますから、相手バッテリーにプレッシャーをかけられるような足を使った攻撃をすれば、1点のところが2点、3点取れるようになります。足は非常に重要だと思います」。
チーム得点がリーグワーストの213ということを考えると、前田氏が話すように、足を絡めた攻撃を展開していくことが、得点力不足解消の糸口になってくると分析した。
13連敗を喫した巨人だが、交流戦終盤は2カード連続勝ち越し、ロッテとの3連戦では劇的勝利で3連勝。リーグ戦に向けて良い形で交流戦を終えた。上位進出するためにも、高橋監督の仕掛けに注目だ。
(ニッポン放送ショウアップナイター)