「昨年はシンデレラボーイ的な感じで来ましたけど、今年は凄みが出てきましたね。WBCで極度の緊張感のなか野球をして、一回りも二回りも大きくなったと思います」(4月22日に放送の『ニッポン放送ショウアップナイター ヤクルト-広島戦』)
ニッポン放送ショウアップナイターで解説を務める山本昌氏は、広島の鈴木誠也をこのように評価した。
昨季25年ぶりのリーグ優勝に大きく貢献した鈴木は、山本昌氏が話すように“凄み”が増している。ここまで打率.305、15本塁打、56打点の成績を残し、4月25日の巨人戦から48試合連続4番で出場するなどチームに欠かせない選手に成長した。
山本昌氏は「4番を自力で奪ったような感じがします。このまま若い鈴木選手が成長していくと、末恐ろしい4番打者になりそうですね」(5月11日放送の『ニッポン放送ショウアップナイターヤクルト-広島戦』)と期待を寄せる。
現役時代2度の本塁打王に輝いた山崎武司氏も、鈴木の打撃に舌を巻く。5月27日の巨人戦、4回二死三塁からタイムリーを放った打席に「インコース高めを打ったんですけど、本当に体の回転で、バットを強く振ると詰まってしまいますから、体の回転で打ちましたよね。手を伸ばすと詰まってしまう。芯で打つとファールになるんですよ。テクニックで打った二塁打。大したもんですね」(5月27日放送の『ニッポン放送ショウアップナイター巨人-広島戦』)と技術力の高さに驚いた。
鈴木は4番に座っているが、時として“繋ぎ役”に徹することもある。6月1日の西武戦では、6回一死一塁の打席でコンパクトにセンター前へ運び、チャンスを拡大させた。
この打撃に野村弘樹氏は「逆方向の意識があったんでしょうね。4番なんでしっかり振っていきたいところなんですけど、今のバッティングは繋ぎを意識しているように見えました。その分、詰まってもセンター前に落ちてくれましたね。振り切るところは振り切る。繋ぐところは繋ぐ」(6月1日の『ニッポン放送制作の西武-広島戦』)と解説した。
進化が止まらない広島の鈴木誠也。この先、どんな成長を見せるか今から楽しみだ。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
ニッポン放送ショウアップナイターで解説を務める山本昌氏は、広島の鈴木誠也をこのように評価した。
昨季25年ぶりのリーグ優勝に大きく貢献した鈴木は、山本昌氏が話すように“凄み”が増している。ここまで打率.305、15本塁打、56打点の成績を残し、4月25日の巨人戦から48試合連続4番で出場するなどチームに欠かせない選手に成長した。
山本昌氏は「4番を自力で奪ったような感じがします。このまま若い鈴木選手が成長していくと、末恐ろしい4番打者になりそうですね」(5月11日放送の『ニッポン放送ショウアップナイターヤクルト-広島戦』)と期待を寄せる。
現役時代2度の本塁打王に輝いた山崎武司氏も、鈴木の打撃に舌を巻く。5月27日の巨人戦、4回二死三塁からタイムリーを放った打席に「インコース高めを打ったんですけど、本当に体の回転で、バットを強く振ると詰まってしまいますから、体の回転で打ちましたよね。手を伸ばすと詰まってしまう。芯で打つとファールになるんですよ。テクニックで打った二塁打。大したもんですね」(5月27日放送の『ニッポン放送ショウアップナイター巨人-広島戦』)と技術力の高さに驚いた。
鈴木は4番に座っているが、時として“繋ぎ役”に徹することもある。6月1日の西武戦では、6回一死一塁の打席でコンパクトにセンター前へ運び、チャンスを拡大させた。
この打撃に野村弘樹氏は「逆方向の意識があったんでしょうね。4番なんでしっかり振っていきたいところなんですけど、今のバッティングは繋ぎを意識しているように見えました。その分、詰まってもセンター前に落ちてくれましたね。振り切るところは振り切る。繋ぐところは繋ぐ」(6月1日の『ニッポン放送制作の西武-広島戦』)と解説した。
進化が止まらない広島の鈴木誠也。この先、どんな成長を見せるか今から楽しみだ。
(ニッポン放送ショウアップナイター)