○ インディアンス 5 - 3 レンジャーズ ●
<現地時間6月28日 プログレッシブ・フィールド>
レンジャーズのダルビッシュ有が28日(日本時間29日)、敵地でのインディアンス戦に中4日で先発登板。7安打を許しながら6回3失点(自責点2)と粘ったが、打線の援護なく6敗目(6勝)を喫した。
ダルビッシュは初回、左翼・マザラの失策でいきなり無死二塁のピンチを招くと、続くリンドアには右前適時打を許し、打者ふたりで先制点を失った。その後、4番エンカーナシオンに二塁打を許し一死二、三塁とされたが、ここは後続を退け初回を最少失点で切り抜けた。
2回は3者凡退に抑えリズムに乗るかと思われたが、0-1の3回は先頭打者に四球を与えたあと、2番リンドア、3番ブラントリーに連打を許し2点目を失った。その後、一死一、三塁となったあと、5番ラミレスに右前適時打を許し3失点目。この回も先頭打者の出塁をきっかけに失点を重ねた。
4回も一死から走者を背負ったが、ここは併殺で切り抜け結果3人斬り。すると直後の5回表、自軍の8番チリーノスが12号ソロを放ち、レンジャーズはようやく1点を返した。
ダルビッシュは1-3の6回もマウンドに登り、この試合2度目となる3者凡退に抑えた。球数が101球に達したため、2点ビハインドを背負ったまま降板。初回は失策絡みの失点だったため自責点は付かず、この試合は6回7安打6奪三振3失点(自責点2)の内容で、クオリティースタート(6回以上、自責点3以下)をマーク。今季の防御率は3.11となった。
レンジャーズは救援陣も踏ん張れず、7回に致命的な2失点。打線は4点を追う9回に2点を返したが、反撃及ばず勝率5割へ逆戻りとなった。