休養発表の翌日に…
西武の森慎二投手コーチが28日、多臓器不全のため福岡市内の病院で亡くなった。42歳だった。
岩国工高から新日鉄光、新日鉄君津を経て1997年のドラフト2位で西武に入団。1年目からリリーフとして活躍すると、2005年までの9年間で通算431試合に登板。2002年~2003年には2年連続で最優秀中継ぎ投手のタイトルも獲得した。
その後は2005年のオフにポスティングシステムでメジャー挑戦も、開幕直前のオープン戦で右肩脱臼の大ケガを負ってしまう。全治1年の診断を受け、必死のリハビリもかつての剛球を取り戻すことができないまま2007年に契約解除。日本に帰国した後は2009年からルートインBCリーグの石川ミリオンスターズで選手兼任コーチや監督を務め、2015年から古巣・西武の投手コーチに就任した。
体調不良による休養が発表されたのは6月27日のこと。それまではブルペン担当としてチームにも帯同していただけに、突然の訃報は球界に大きな衝撃を与えた。
一夜明け、TwitterやFacebookなどのSNS上では多くのプロ野球OBや関係者が早すぎる死を悼む声を寄せている。
球団公式Twitter
森慎二 一軍投手コーチ(42才)が昨日、2017年6月28日に福岡市内の病院で死去しました。
— 埼玉西武ライオンズ (@lions_official) 2017年6月29日
突然の訃報となりましたが、謹んでお悔やみ申し上げます。https://t.co/gzKLVH2u4g#seibulions #埼玉西武ライオンズ #npb
明日6/30(金)、メットライフドームにて森慎二 投手コーチ追悼セレモニー、献花台の設置を行います。追悼の意を表し、森コーチのユニフォームをベンチに掲げるなどし、試合を行います。https://t.co/cpuifx7NGN#seibulions #埼玉西武ライオンズ
— 埼玉西武ライオンズ (@lions_official) 2017年6月29日
岩村明憲氏
古木克明氏
嘘だ。嘘だ。
— 古木克明 BaseballSurfer (@BASEBALL_SURFER) 2017年6月28日
最後の最後、米独立リーグに行く前に森さん率いるミリオンスターズと一緒に野球をさせて頂いた。森さんの協力がなかったら、再度野球をすることができなかった。
もう一度お話ししたかった。
ご冥福をお祈りします。https://t.co/59UCZmzYOl
オープン戦で森慎二さんからバックスクリーンにホームランを打てた。めちゃくちゃ嬉しくてたまらなかった。
— 古木克明 BaseballSurfer (@BASEBALL_SURFER) 2017年6月28日
ミリオンスターズの時にもその話を直接した。皆さんが愛した投手から打てたのだと実感。本当に、本当に誇りに思います。
佐野慈紀氏
悲しい。悲しすぎる。
— 佐野 慈紀 (@shigekisano) 2017年6月28日
共に戦ってきた仲間が………
あまりにも突然すぎるよ。
岡本篤志氏
森繁和監督(中日)
※CBCラジオ『若狭敬一のスポ音』番組公式ツイッターより西武の森コーチの訃報に森監督は「42でしょ。岩瀬と一緒か。ショックだよ。まだピンと来ない。一緒に釜の飯を食った仲だし、優勝も共に経験したから、寂しい限り。西武の連中がCS出場を果たし、彼の分まで頑張って欲しい」と沈痛な表情。 #cbcspoon1053 #dragons
— 若狭敬一のスポ音 (@cbcspoon1053) 2017年6月29日
つば九郎(ヤクルト)
もりし~のぶんまで、やきゅう、たのしむよ。
もりし~のぶんまで、いきぬくよ。
つば九郎オフィシャルブログ『もりし~へ。』