パ・リーグ

西武・土肥コーチ「慎二さんとはお互いを認めて意見を出しあった」

森慎二 ,
西武・森慎二(C)KYODO NEWS IMAGES

 西武の土肥義弘投手コーチが、28日に多臓器不全のため福岡市内の病院で亡くなった森慎二コーチについて語った。

 体調不良による休養が発表されたのは6月27日。それまでブルペン担当として投手陣をまとめてきた中、突然の訃報だった。

 現役、コーチとして、西武のユニフォームを着てともに戦った土肥コーチは「慎二さんとは長いけど、コーチとしてはピッチャーが世代交代の時だった。ピッチング技術もそうだが、ピッチャー陣を変えていこうと練習、環境など、色々話し合いながらお互いを認めて意見を出しあってやってきた」と明かす。

「心の整理はつきにくいけど、慎二さんが望んでいるのは、ここでしょんぼりしてはいけないということ。選手たちにも話すけど、どんどんゲームが来てしまうのがプロ野球。特殊な世界なので、しっかりアグレッシブに野球を楽しんでやる。それが慎二さんが望んでいることだと思う」と前を向いて戦うことを誓った。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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