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パ・リーグ
田尾氏、日ハム・有原を絶賛「非常によかった」

● ロッテ 4 - 7 日本ハム ○
<10回戦 ZOZOマリン>
日本ハムの有原航平が、8回を1失点に抑え、今季5勝目。ニッポン放送制作のロッテ-日本ハム戦で解説を務めた田尾安志氏は「有原の内容は非常によかったですね」と絶賛した。
有原は初回、先頭のサントスにセンター前ヒットで出塁を許すと、続く加藤翔平に犠打を決められ、早くも得点圏に走者を背負う。3番・鈴木大地に四球を与え、一、二塁とされると、パラデスにライト前タイムリーを浴びた。
後続を打ち取り1失点で切り抜けた有原は、2回以降は走者を出しながらも、粘りの投球でスコアボールに0を並べていく。特に6回はヒットと四球などで、二死満塁のピンチを招いたが、角中勝也を遊ゴロに仕留め、失点を許さなかった。
6回のピンチを脱した場面について田尾氏は「先発の柱で投げているピッチャーだと感じた。ここで1点をやりたくないという6回、あそこでコントロールミスをせずきっちりと抑えた」と評価した。
すると、7回に打線が中田翔、レアード、中島卓也のタイムリーで一挙6点を奪い逆転に成功。田尾氏は「7回は有原の好投が導いた得点ですね」と振り返った。
5点のリードをもらった有原は、7回と8回も無失点に抑え、8回を投げ終えたところで降板。この日は8回を投げて、8安打1奪三振2四死球、1失点という内容だった。
これで有原は再昇格後、3試合に登板して、2勝0敗、防御率0.77の成績を残す。安定感を取り戻した有原の今後の投球に期待したいところだ。
(ニッポン放送ショウアップナイター)