3日に東京ドームで行われた日本ハム対西武の試合は、日本ハムが西武に4-11で敗れた。
中田の2ランで先手を奪った日本ハムだったが、投手陣が粘り切れずに逆転負け。試合後、栗山監督が開口一番「すみませんでした」とファンに謝罪するなど、終わってみれば11点を奪われての敗戦となった。
その日本ハムは、この日から一軍に昇格した新外国人選手のドレイクがいきなり「1番・右翼」でスタメン出場。結果は4打数0安打に終わったが、指揮官は「積極的に振っているし、慣れていければいい。1番に起用したのも、早く日本の投手に慣れさせるため」と1番起用の意図を明かし、試合前練習から積極的に振り込んでいた新助っ人に期待を寄せた。
一方、ケガから復帰した大谷翔平は『5番・指名打者』で4月8日以来の先発出場を果たし、四球とライトフェンス直撃の二塁打を放つなど活躍。二塁打を放った直後に代走を送られてベンチに退いたが、栗山監督は「朝からの身体の動きを総合的に考えて、交代する場面を決めていた」と「予定通りの交代」であることを強調した。
5位日本ハムと3位西武のゲーム差は「9.5」。CS出場を目指すにはこれ以上離されるわけにはいかない。新たに加わったドレイクや復帰した大谷といった“新戦力”の活躍に期待がかかる。