ニュース 2017.07.10. 19:50

学ぶべきところ多数!? 野球デザイナーがみたMLBオールスター ~後編~

無断転載禁止
 日本時間の12日(水)、プロ野球のオールスター(14日と15日)に先駆け、マイアミのマーリンズ・パークでメジャーリーグのオールスターが開催される。

 そこで今回は、MLBのオールスターが“お祭り”と呼ばれている所以を探るべく、グラフィックデザイナー・大岩 Larry 正志さんが現地を歩いて回った昨年のオールスター観戦記・後編をお届け。サンディエゴのペトコ・パークで行われた年に1度のお祭りの様子をご覧いただきたい。

 そこには、日本も学ぶべきスポーツデザインがそこかしこに見られた!?


いざペトコパークへ!


 オールスターゲームが開催されたペトコパークは、サンディエゴらしく南国感溢れるスタジアムで、レフトスタンドの一部にもなっているレンガ作りのビルが特徴的。写真はそのレンガの建物を球場の外から見た様子になる。




 球場内に入るとパドレス殿堂があり、場内外周にはパドレスの名選手、トニー・グウィンの銅像も立てられていて、チームの歴史や往年の選手への敬意も感じられる。




 ちなみに街のスーパーマーケットでは、そのトニー・グウィンビールも販売されていて、1994年に記録した打率「.394」がデザインされている。



 そしてスタジアムと言えば場内グルメ。ホットドッグがやはり美味しいが、サイズがなんともアメリカン!写真のビールカップは日本の球場でも普通に売っているサイズだが、ソーセージがこの大きさ!



 オールスターゲームが盛り上がったことは言うまでもないが、前夜に行われたおなじみのホームランダービーは、70年代のパドレスのユニフォームを模した黄色と茶色のプラクティスユニフォームで行われ、こちらも球場は大興奮。このユニフォームを持ってくるところにセンスを感じる。





 あいかわらずチケットデザインも素晴らしく、そのチケットを飾る用のプレートもグッズとして売られているほど。



 試合以外でも多くのファンを魅了するアメリカのスポーツデザイン。日本の野球界、スポーツ界ももっともっと重要視すべき部分だと思う。


前編を振り返る


▼おまけ
今回の旅ではロスにも訪れた。サンディエゴから車で2時間の距離だ。

ドジャースタジアムには行けなかったが、NBAのレイカーズやクリッパーズ、NHLのキングスなどの本拠地、ステイプルズ・センターを見学。

アリーナの前には、マジック・ジョンソンやボクサーのデ・ラ・ホーヤの銅像が並んでいて、ここが数々の名場面を生んだ場所だということが感じられる。



【PR】「ABEMA」ならドジャース戦、パドレス戦が毎日視聴可能!

ABEMA × MLB

「ABEMA」とは、好きな時間に好きな場所で、話題の動画を楽しめる新しい未来のテレビ。登録不要でドジャース戦を含む様々なコンテンツが無料で視聴できます。ただし、無料配信は一部のため、日本人メジャーリーガーの活躍をすべて観るなら「ABEMAプレミアム」月額960円(税込)への加入がおすすめ。

POINT

① ABEMAプレミアムならすべてのドジャース戦が視聴可能! TV視聴も可能!

追っかけ再生、見逃し配信などうれしい機能が充実!

③ 無料の約3倍の作品が見放題&プレミアム限定作品が毎週追加

ポスト シェア 送る

もっと読む

  • ALL
  • De
  • 西