東京ヤクルトスワローズ

8連敗のヤクルト・真中監督「前向きにやるしかない」

ヤクルトの真中満監督

○ 巨人 3 - 2 ヤクルト ●
<11回戦 東京ドーム>

 ヤクルトは2-3で敗れ、連敗が8となった。

 連敗を止めたいヤクルトは0-0で迎えた4回に山田哲人の13号2ランで幸先よく先制。2点のリードをもらった先発・山中浩史は、巨人打線を5回まで無失点に抑えた。

 好投を続けていた山中だったが6回、二死走者なしからヒットと四球で一、二塁のピンチを招くと、村田修一、亀井善行に連続タイムリーを浴び、同点に追いつかれた。真中満監督は「山中は粘って投げていたが、ピンチで初球が真ん中に集まってしまった」と振り返る。

 2-2の7回から登板した3番手・近藤一樹は、先頭の小林誠司、続く田口麗斗を連続三振に斬って取り簡単に二死としたが、「近藤は二死から本塁打がダメなケースで、(球が)浮いてしまった」(真中監督)と1番の長野久義に真ん中に入ったスライダーをレフトスタンドに放り込まれ、勝ち越しを許した。

 結局、長野の本塁打が決勝点となり、2-3で敗れたヤクルト。連敗が8となった真中監督は「こういう状況なんで、選手たちはやるべきことをしっかりやり、我々も準備できることをしっかりやっていく」と前を向いた。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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