広角に打ちわけ圧巻の47発!
MLBオールスターゲーム恒例のホームランダービーが10日(日本時間11日)、マイアミのマーリンズ・パークで行われ、ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が初制覇を果たした。
出場者は前年王者のジャンカルロ・スタントン(マーリンズ=今季26本塁打)、アーロン・ジャッジ(ヤンキース=同30本)、コディ・ベリンジャー(ドジャース=同25本)、マイク・ムスタカス(ロイヤルズ=同25本)、ミゲル・サノ(ツインズ=同21本)、チャーリー・ブラックモン(ロッキーズ=同20本)、ジャスティン・ボア(マーリンズ=同20本)、ゲーリー・サンチェス(ヤンキース=同13本)の計8選手。
ルールは近年好評を博している、4分以内(飛距離によって30秒のボーナスタイムあり)での本数を競う、シンプルな形で行われた。
本拠地開催で連覇を目指したスタントンだったが、サンチェスの17発に1本及ばず初戦で姿を消した。そのサンチェスも、2回戦では10発と本数を伸ばせず、後攻で11本を放ったサノに敗れた。
初戦を盛り上げたのは、スタントンとともにマーリンズでプレーするボア。序盤からコンスタントに本数を重ねると、地元ファンを煽りながら最終的に22本のアーチをかけた。しかし、ヤンキースの新星・ジャッジがこれを上回る23発をマーク。ジャッジは2回戦でもベリンジャーとの“新人対決”を制すと、決勝でもサノの下し、ホームランダービー初制覇を果たした。
ジャッジは昨年8月にメジャーデビューを果たしたばかりの25歳。今季も新人王資格を有するルーキーながら、前半戦で両リーグ最多の30本塁打を放った。
【1st Round】
○ サノ 11 - 10 ムスタカス ●
○ サンチェス 17 - 16 スタントン ●
● ブラックモン 14 - 15 ベリンジャー ○
● ボア 22 - 23 ジャッジ ○
【2nd Round】
● サンチェス 10 - 11 サノ ○
● ベリンジャー 12 - 13 ジャッジ ○
【Final Round】
● サノ 10 - 11 ジャッジ ○