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今夜いよいよ初先発。0点で抑えたい! 日本ハム・大谷翔平投手(23歳)【スポーツ人間模様】

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【プロ野球日本ハム対西武】試合前練習、早出練習の大谷翔平=2017年7月6日 札幌市・札幌ドーム=写真提供:産経新聞社
今夜のオリックス戦、日本ハム・大谷が今季初先発します。

「(わくわくは)ないです。与えられた球数でしっかりと。内容は次でいいけど、0点で抑えたい」

と複雑な胸中を言葉にしました。3月、右足首痛を発症してWBCを辞退。続いて、4月8日には左太もも裏の肉離れと、故障が相次ました。

「野球人生初の挫折を味わっている」。

ぽつりと漏らしたのがとても印象に残ります。故障といっても、ずっと休んでいたわけではない。できることはきっちりと行っていた。大谷は2刀流。影響がない程度に、練習は続けていたのです。さすがだなぁ、と感じたのはバッターとしての資質。16試合の出場ながら、打率3割5分7厘、本塁打2本、4打点と、相変わらずのすばらしさを披露している。主砲の中田が不振にあえいでいるだけに、よけいに存在感が増している。

14、15の両日に開催されるオールスター戦では、試合前に行われるホームラン競争出場者にも、ソフトバンク・柳田とともに選出されています。何本打つのか、とても楽しみです。

今回に先立ち、1日の2軍戦に登板。1イニング23球を投げました。150キロを連発したものの、制球力がいまひとつ。吉井コーチは、「ピッチングフォームが完成していない」と解説しています。6日は打撃投手をつとめ、約50球。今夜は2イニング程度になるでしょう。オリックス先発は、エースの金子で本来なら、オールスター前の豪華対決ですが、こちらも4連敗中で元気がない。

さて、肝心の大谷、右足首はどうかといえば、よくいわれるネズミのような状態で、手術をしなければ完治は難しい。肉離れも1、2、3型まであって、数字が増えると症状が重くなり、2型だそうです。休めば痛みはとれるものの、肉離れはクセになるだけにやっかいなしろもの。

そうした時でも、スポットが当たるのは、やはり日本球界ナンバーワンのスーパースター。メジャーのスカウト陣もここが腕の見せ所とばかりに張り付いています。大谷も、公式には口にしていませんが、アメリカでプレーすることは高校生からの夢です。

しかし、自身では不可能な大きな障害が出てきました。メジャーリーグ機構と選手会が合意した新労使交渉です。23歳から25歳未満に引きあげられた新しいルール。契約金が1,000万ドル(約11億7,000万円)のマイナー契約など、新ルールが適用されることになったのです。

それだけではなく、年俸や契約年数も無制限だったこれまでとは違い、ダルビッシュや田中などのような100億円を超える、大型契約は不可能に。球団は18年からの移籍を容認するつもりでも、足元をみられるような状況はいかにも不本意でしょう。新ルール最大の被害者は、大谷とメジャー関係者も話すほどです。良いことの後には、悪いことがある。16年の大フィーバーから一転…。今夜の復帰登板が注目されます。

7月12日(水) 高嶋ひでたけのあさラジ!「スポーツ人間模様」


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