● マーリンズ 4 - 6 ドジャース ○
<現地時間7月14日 マーリンズ・パーク>
マーリンズは14日(日本時間15日)、後半戦開幕を球宴が行われた本拠地で迎えたが、9回二死から試合をひっくり返され逆転負け。イチローは代打で死球、田沢は3者凡退の好リリーフを見せたが、チームの勝利にはつながらなかった。
イチローは1-3で迎えた5回裏、先頭打者として代打で登場。相手先発・マッカーシーの初球が右太もも付近に当たり、今季初死球で出塁した。続くゴードンの捕ゴロで二塁封殺となったが、マーリンズはその後、2番スタントン、5番ボアがそれぞれ適時二塁打を放ち、4-3と試合をひっくり返した。
直後の6回表には、田沢が2番手として登板。オールスターにも出場した4番ベリンジャーから空振り三振を奪うなど、わずか7球で3者凡退。1点リードをしっかり守り、防御率を5.63とした。
マーリンズは3番手・ベアラクラ、4番手・フェルプスも好リリーフを見せたが、1点リードの9回に登板した守護神・ラモスが誤算。二死二、三塁から痛恨の逆転3ランを浴び、マーリンズは後半戦黒星スタートとなった。
対するドジャースは、9回二死から8番プイグが値千金の逆転3ラン。劇的勝利で前半戦からの連勝を7に伸ばし、貯金を今季最多の「33」とした。