早実・清宮、高校通算105本塁打
早稲田実業の清宮幸太郎が、西東京大会4回戦・芦花戦の第5打席で満塁本塁打を放った。清宮は「向こう(左中間方向)の打球だったんですけど、感触は良かったので、入ったなと思いました」と振り返った。
この本塁打で清宮は、高校通算本塁打を105本とし、山本大貴氏が持つ歴代1位の107本塁打に2本に迫った。長い高校野球の歴史で通算100本塁打以上を記録した打者は、山本氏と清宮の2人しかいない。では、現在プロで活躍する選手たちの高校時代の通算本塁打数は何本だったのだろうか。
現役トップは誰?
現役のプロ野球選手で高校通算本塁打が最も多いのは、黒瀬健太(ソフトバンク)だ。黒瀬は初芝橋本時代に、高校通算97本塁打を記録し、15年ドラフト5位でソフトバンクに入団。プロ1年目の昨季は、二軍で3本のアーチを描いた。プロ2年目の今季は、ここまで二軍戦に8試合に出場して本塁打はない。
次いで中田翔(日本ハム)の高校通算87本塁打。現役通算最多の6度の本塁打王に輝く中村剛也(西武)は、高校通算83本塁打を記録している。大阪桐蔭高在学中に甲子園の出場は叶わなかったが、3年夏の大阪府予選では6本塁打を放った。
また、6月2日の中日戦で24歳10カ月と史上最年少で通算200犠打を達成した今宮健太(ソフトバンク)は、高校時代に通算62本のアーチを描き、高校時代は小柄ながらも長打力が魅力な選手だった。14年に最多安打のタイトルを獲得し、プロ通算18本塁打の中村晃(ソフトバンク)は、高校時代は帝京の4番打者を務め、高校通算60本塁打を記録した。
【主な現役プロ野球選手の高校通算本塁打】
黒瀬健太 97本
中田 翔 87本
中村剛也 83本
筒香嘉智 69本
今宮健太 62本
中村 晃 60本
(ニッポン放送ショウアップナイター)