● マーリンズ 2 - 5 フィリーズ ○
<現地時間7月18日 マーリンズ・パーク>
マーリンズのイチローが18日(日本時間19日)、本拠地でのフィリーズ戦に代打で出場。メジャー通算3056安打目となる左前打を放ち、歴代単独23位に浮上した。
イチローは2-3で迎えた8回裏、二死無走者の場面で登場。フィリーズの3番手右腕・ベノアと対峙し、2ボール2ストライク後の高め直球に上手くバットを合わせた。これが遊撃手の頭を越える左前打となりチャンスメイク。しかし、マーリンズは後続が倒れ、勝ち越し点は奪えなかった。
それでもイチローはこの一打で、並んでいたリッキー・ヘンダーソン(通算3055安打)を上回り、メジャー歴代単独23位となる3056安打目をマーク。この日も1打席のみの出場だったが、今季の打率を.230に上げた。
田沢は2-2の7回表に2番手として登板。一死から四球と安打で一、二塁のピンチを招いたが、3番ウィリアムスを二ゴロ併殺。1回を1安打1四球ながら無失点で切り抜け、8試合連続無失点で防御率を5.00とした。
しかし、マーリンズは終盤に失点を重ね逆転負け。後半戦初の連勝とはならなかった。