『0.00』は37試合目で終了
楽天の福山博之が20日の日本ハム戦でレアードに第21号の3ランを被弾。開幕から続けていた自責ゼロが37試合目にして途切れ、『0.00』だった防御率についに傷が入った。
3-0とリードして迎えた8回裏、楽天は好投の塩見貴洋に代えて福山博之をマウンドへ。ところが、松本剛に対してストライクが1つも入らず、4球で先頭打者を歩かせてしまうと、つづく中田翔にはセンターの前に運ばれて無死一・二塁のピンチ。
ここで4番・レアードに1ボールからの内寄り速球を思い切り弾き返されると、打球はレフトスタンドにライナーで突き刺さる一撃。同点3ランを打たれた。
福山は失点こそ「1」記録しているものの、開幕からここまで自責点は「0」という安定した投球を見せていた。『防御率0.00』の男として快進撃のチームを支えていたが、自身37戦目・チーム78試合目にして初めての自責点。防御率は0.81となった。