◆ 現状は対照的な両チームの先発左腕
セ・リーグの注目カードは2位阪神と3位DeNAの上位対決。両チームとも若手左腕が先発する。
6月に8連敗がありながらも、7月はここまで3つ勝ち越している阪神。オールスター後の18日からはロジャースが加わり、新助っ人はここまでの5試合で、打率.412、2本塁打、7打点と、さっそく存在感を示している。
一方で心配なのが、本日先発する岩貞。前回18日の広島戦で3回6失点と打ち込まれるなど、今季ここまで4勝6敗、防御率5.07と低調。しかし、今回が今季初対戦となるDeNAに対しては、昨季5試合に先発し4勝1敗、防御率1.64の好成績。昨季のお得意様を相手に、復調のきっかけをつかめるか注目だ。
3位のDeNAは、7月1日に今季初貯金を記録して以降、10勝5敗1分と好調を維持している。なかでも象徴的なのが、7月の月間打率が4割を超える桑原と宮崎。彼らに引っ張られる形で、チーム得点力が上がってきた。
本日先発の今永は、今季ここまで6勝5敗、防御率2.85と安定。本拠地での阪神戦は苦戦しているが、甲子園では5月28日に1度登板し、勝利投手になっている。プロ入り後の通算でも、甲子園での防御率は1.86を誇る。相性のよい聖地で先発としての役割を果たし、チームを2位浮上へ導きたい。
【25日の試合予定】
巨人(マイコラス)- 広島(野村祐輔)
<岐阜 18時00分>
・最近5試合の成績
巨(4位):●○△○●
広(1位):○○●○○
ヤクルト(原樹理)- 中日(吉見一起)
<神宮 18時00分>
・最近5試合の成績
ヤ(6位):●●●○●
中(5位):○●○●●
阪神(岩貞祐太)- DeNA(今永昇太)
<甲子園 18時00分>
・最近5試合の成績
神(2位):●●○●○
De(3位):○○△●○