今永昇太,
DeNAの今永昇太

● 阪神 0 - 1 DeNA ○
<12回戦 甲子園>

 DeNAが投手戦を制し、阪神と並び2位に浮上。7回無失点の今永は7勝目(5敗)。打っては4番筒香が一発で試合を決めた。

 DeNA打線は阪神先発・岩貞の前に苦しんだが、0-0の7回、先頭の筒香が初球の直球を力強く振り抜くと、打球は右翼席中段に着弾する15号ソロとなった。

 投げては今永が、安定感抜群の投球。3回まで阪神打線を無安打に封じると、4回以降は走者を出しても慌てることなく、快調にゼロを刻み続けた。援護を得た7回も3者凡退で締め、2安打8奪三振無四死球の内容で降板。三塁を踏ませぬ快投劇で、チームを2位浮上へ導いた。

 8回以降は、三上、山崎康が1イニングずつをパーフェクトリリーフ。見事な完封リレーを完成させ、山崎康は15セーブ目を手にした。

 阪神は先発の岩貞が今季最長の8回を投げ切るも、筒香の一発に泣き7敗目(4勝)。打線はDeNA投手陣から2安打しか放てず、ついにDeNAに並ばれると同時に、巨人に勝利した首位・広島とのゲーム差は「10」に開いた。

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