野球人口の拡大へ、西武が新たな取り組みを始める。
西武は25日、2012年から開催している「ライオンズカップ埼玉県中学硬式野球選手権大会」を今季から「ライオンズカップ 第6回中学硬式野球選抜大会」として行うと発表。同日、所沢市の球団事務所で記者会見、並びに出場12チームによる組合せ抽選会が行われた。
中学生の野球大会はナンバーワンを決める大会が多いなか、球団の多くの球児にプロ野球の本拠地でプレーする機会を提供したいという思いから、同大会は、「将来の夢に向かって一生懸命活動している」「大会ではなかなか実力を発揮できない」「地域の活動に積極的に参加、貢献しているチーム」などを参加基準とし、各リーグから“選抜”(推薦)されたチームが参加できる大会へと変更された。
また、これまで埼玉県のチームに限られていたが、今年から栃木、群馬、茨城の各県全ての硬式野球の中学生チームが対象となる。さらに、開会式は、メンバー登録者全員が参加。試合も試合毎に登録選手の入れ替えを可能とするなど、多くの選手に夢舞台での出場チャンスを与える。
今大会には、埼玉、栃木、群馬、茨城のリトルシニアリーグ、ボーイズリーグ、ポニーリーグ、ヤングリーグ約120チームから選抜された12チームが出場。選手宣誓は所沢ボーイズの小川礼生主将が務める。小川主将は「例年強いチームが出場していたが、挨拶やグランド整備を意識高くやっていたことを評価されて出場できることを非常にうれしく思います。将来は甲子園に出場したいです」と喜んだ。
これまでも野球界の発展・野球の普及に対する支援活動を積極的に取り組んできた西武。今回、「ライオンズカップ」の大会内容を変更して開催することで、あらためて球児たちの夢へのスタートとして、各リーグの垣根を越えた地域交流を図りながら、野球が好きな球児たちの気持を大切に、さらなる野球競技人口の底辺拡大に繋げていきたいという狙いがある。
「勝利だけでなく、全員で楽しむ大会を目指していきます」と話す事業部長・井上純一氏。来年以降の詳細は未定だが、推薦基準など明確にし、平仄を合わせていくことを検討。また、開催地域も山梨や長野に広げて行きたいという思いも明かした。
新しくなった「ライオンズカップ 第6回中学硬式野球選抜大会」は8月8日、9日、14日の3日間、メットライフドームで開催される。
西武は25日、2012年から開催している「ライオンズカップ埼玉県中学硬式野球選手権大会」を今季から「ライオンズカップ 第6回中学硬式野球選抜大会」として行うと発表。同日、所沢市の球団事務所で記者会見、並びに出場12チームによる組合せ抽選会が行われた。
中学生の野球大会はナンバーワンを決める大会が多いなか、球団の多くの球児にプロ野球の本拠地でプレーする機会を提供したいという思いから、同大会は、「将来の夢に向かって一生懸命活動している」「大会ではなかなか実力を発揮できない」「地域の活動に積極的に参加、貢献しているチーム」などを参加基準とし、各リーグから“選抜”(推薦)されたチームが参加できる大会へと変更された。
また、これまで埼玉県のチームに限られていたが、今年から栃木、群馬、茨城の各県全ての硬式野球の中学生チームが対象となる。さらに、開会式は、メンバー登録者全員が参加。試合も試合毎に登録選手の入れ替えを可能とするなど、多くの選手に夢舞台での出場チャンスを与える。
今大会には、埼玉、栃木、群馬、茨城のリトルシニアリーグ、ボーイズリーグ、ポニーリーグ、ヤングリーグ約120チームから選抜された12チームが出場。選手宣誓は所沢ボーイズの小川礼生主将が務める。小川主将は「例年強いチームが出場していたが、挨拶やグランド整備を意識高くやっていたことを評価されて出場できることを非常にうれしく思います。将来は甲子園に出場したいです」と喜んだ。
これまでも野球界の発展・野球の普及に対する支援活動を積極的に取り組んできた西武。今回、「ライオンズカップ」の大会内容を変更して開催することで、あらためて球児たちの夢へのスタートとして、各リーグの垣根を越えた地域交流を図りながら、野球が好きな球児たちの気持を大切に、さらなる野球競技人口の底辺拡大に繋げていきたいという狙いがある。
「勝利だけでなく、全員で楽しむ大会を目指していきます」と話す事業部長・井上純一氏。来年以降の詳細は未定だが、推薦基準など明確にし、平仄を合わせていくことを検討。また、開催地域も山梨や長野に広げて行きたいという思いも明かした。
新しくなった「ライオンズカップ 第6回中学硬式野球選抜大会」は8月8日、9日、14日の3日間、メットライフドームで開催される。