○ 西武 8 - 1 楽天 ●
<15回戦 メットライフ>
西武が4カード連続の3タテを決め、26年ぶりの12連勝。先発・菊池の圧巻投球、山川の3安打3打点の活躍もあり、2位楽天とのゲーム差を「4」に縮めた。
初回から勢いの差を見せつけた。西武は楽天先発・安楽に対し、1番秋山が19号となる先頭打者弾を放ち先制。さらに相手の捕逸で労せず2点目を奪うと、なおも二死二塁から、6番山川が3点目となる左前適時打を放った。
山川はプロ野球タイ記録となる4打席連続本塁打こそ逃したものの、2戦連続の猛打賞でこの日も3打点。さらに2番源田は、西武では1986年の清原和博氏以来となる、新人シーズンでの100安打を早くもクリア。7番外崎は3-1の6回に貴重な適時二塁打を放つなど、この日も若獅子たちの活躍が光った。
菊池は今季3戦3勝の楽天打線を相手に、この日も4回まで完全投球。6回に8番細川に1号ソロを浴びたが、その後は再び楽天打線に得点を許さず、8回115球、3安打11奪三振1失点の快投で、リーグトップとなる11勝目(4敗)を挙げた。
西武はこの日も投打が噛み合い、3戦連続で楽天に快勝。さらなる上位追撃、そして連勝継続へ、4日からは首位ソフトバンクを本拠に迎える。