2日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター ヤクルト-巨人戦』の試合前に行われた『クラブハウスマイク』というコーナーに登場したヤクルトの小川泰弘が、今季のここまでを振り返った。
昨季はチームで唯一規定投球回に到達した小川だったが、8勝9敗、防御率4.50と精彩を欠いた。プロ5年目の今季はストレートにキレが戻り、4月14日のDeNA戦から5月20日の阪神戦にかけて4連勝。
4月22日の広島戦でニッポン放送ショウアップナイターの解説を務めた山本昌氏は「小川投手がこれだけの投球を見るのは久しぶり。復活の狼煙じゃないかと思います」と絶賛。小川自身も「(シーズンの)入りは良かったと思いますし、試合もほとんど作れていたと思うので良かったと思います」と手応えを感じていた。
しかし、左脇腹の肉離れで5月28日に一軍登録を抹消。「はやく戻りたい気持ちが強かった」と6月30日に再昇格を果たす。1カ月で復帰を果たした小川だったが、復帰後はチーム事情により先発ではなく、リリーフに回った。
この配置転換が、小川を苦しめることになる。リリーフ転向後初登板となった6月30日の阪神戦は1回を無失点に抑えたが、5点リードの9回から登板した7月7日の広島戦は、代打・新井貴浩に逆転3ランを浴びるなど6失点。リードを守り切れず敗戦投手となった。
9日の広島戦では、1点リードの9回からマウンドにあがるも、再び新井に同点タイムリーを浴びた。結局、リリーフでは4試合に登板して、防御率15.75と精彩を欠き、後半戦から再び先発に戻った。
小川は「難しさもありましたし、(リリーフと先発で)違いました。気持ちの面、技術面でも全く別なものがあった。色々勉強になりました」とリリーフの経験を振り返る。
リリーフの難しさを肌で感じたからこそ、リリーフ陣のありがたみを知った小川。先発転向3度目となる今夜の阪神戦で、チームを勝利に導きたいところだ。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
昨季はチームで唯一規定投球回に到達した小川だったが、8勝9敗、防御率4.50と精彩を欠いた。プロ5年目の今季はストレートにキレが戻り、4月14日のDeNA戦から5月20日の阪神戦にかけて4連勝。
4月22日の広島戦でニッポン放送ショウアップナイターの解説を務めた山本昌氏は「小川投手がこれだけの投球を見るのは久しぶり。復活の狼煙じゃないかと思います」と絶賛。小川自身も「(シーズンの)入りは良かったと思いますし、試合もほとんど作れていたと思うので良かったと思います」と手応えを感じていた。
しかし、左脇腹の肉離れで5月28日に一軍登録を抹消。「はやく戻りたい気持ちが強かった」と6月30日に再昇格を果たす。1カ月で復帰を果たした小川だったが、復帰後はチーム事情により先発ではなく、リリーフに回った。
この配置転換が、小川を苦しめることになる。リリーフ転向後初登板となった6月30日の阪神戦は1回を無失点に抑えたが、5点リードの9回から登板した7月7日の広島戦は、代打・新井貴浩に逆転3ランを浴びるなど6失点。リードを守り切れず敗戦投手となった。
9日の広島戦では、1点リードの9回からマウンドにあがるも、再び新井に同点タイムリーを浴びた。結局、リリーフでは4試合に登板して、防御率15.75と精彩を欠き、後半戦から再び先発に戻った。
小川は「難しさもありましたし、(リリーフと先発で)違いました。気持ちの面、技術面でも全く別なものがあった。色々勉強になりました」とリリーフの経験を振り返る。
リリーフの難しさを肌で感じたからこそ、リリーフ陣のありがたみを知った小川。先発転向3度目となる今夜の阪神戦で、チームを勝利に導きたいところだ。
(ニッポン放送ショウアップナイター)